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請負仕事の役割分担

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Posted in Lab. By 松尾 博周

役割分担も非常に難しいテーマのひとつです。世の中ではよくワークフローという物が喧伝されているのですが、現場視点で見ると有形無実。無い方が効率的だって話も多いのじゃないでしょうか?インターネットは、未だに需要に対する供給が著しく少ない市場だと思います。この為、看板さえ立てれば仕事は発生し、そもそもぶっつけ本番で動いてる会社が多くいます。結果として担当者のモラルに全て頼る事となるのですが、トラブッたりした際はつらいんですよね。

antsでは、役割分担は誰かが一方的に損をしたり、責任放棄できないようにすべきだと考えています。社内の役割としては、マネージャー、ディレクター、プログラマー、エンジニアと分けています。

●マネージャー
マネージャーの仕事は営業的な情報の管理の他、案件の責任者という事になっています。案件をantsとして誇れる状態に仕上げ、利益を出すのがミッションです。

●ディレクター
所謂現場監督です。制作に関する一切の進行を取り仕切ります。依頼主の話を現場に理解できるよう翻訳し、現場の声を元に最適なシステムを提案します。状況に対して全方位に視線を配り事態を収束させるのがミッションです。

●プログラマー
テクノロジー市場の観測・把握。いざとなった場合の実践、アウトプットに対する品質の確保がミッションです。専門性の高い課題解決能力が求められます。

●エンジニア
ITリテラシーを備え、与えられた責務をきっちりとこなすのがミッションです。堅実な業務遂行能力が求められます。テストや運用系はここで対応します。

日本社会ではSEが一番偉いという事になっているようですが、工程管理と設計は別に分けて良いのじゃないかなと考えています。また、設計は紙を書く行為だと思うので、その内容をチェックするフローがあれば、誰が書いても言いように思います。

後、クリエイティブについての要素が抜けていますが、社内にはデザイナーの職種がありません。よく「テクノロジーとクリエイティブの融合」的な事が言われるのですが、この二つを現場レベルで混ぜすぎると、延々と仕事の効率が悪くなる印象があります。

ネットの仕事は建築現場に似てるなと思う事が良くあるのですが、例えると「テクノロジーとクリエイティブの融合」を果たしているのは、一級建築士で、実際に家を建てるのは職人を抱えた工務店です。

期間と費用があるネットの仕事では、工務店の立ち位置が整備される事がまずは大事じゃないかなと考えています。