先ほど紹介したエクステンションのページ(AIR:Flash CS3 Professional Update)内の「Known Issues」も訳しておきます。知ってて使ったほうが良さそうだったので。
既知の問題
- About Authoring Adobe AIRダイアログの「Don’t show me again(次回から表示しない)」チェックボックスは機能しません。ダイアログは毎回表示されます。
- trace()を使ってムービーのテストをする際に、出力パネルには何も送信されません。trace()の内容を見るにはムービーのデバッグを使用してください。
- AIRファイルの名前はアプリケーションのファイル名と同じになります。「Destination」は書き出し先のフォルダです。つまり今回のベータ版ではAIRファイルの名前は変更できません。
- パッケージングには多少時間がかかります。とりわけ同梱するファイルが大きい場合に当てはまります。そのためパッケージング中にFlashがハングしているように見える場合があります。
Macのみ:
- 書き出し先は変更できません。パッケージング後のAIRファイルは常にSWFファイルの横にできます。
- エラーチェックは行われません。パッケージングが失敗してもエラーダイアログは表示されません。そのため失敗時にも処理が成功したように見えます。
- FLAファイルのパスにスペースが含まれると、application ID、description、versionにはデフォルト値が使われます。この場合、application IDはユニークでなくなりアイコンイメージも設定できません。
- Adobe AIR用FLAファイルのムービープレビュー中は、Flashオーサリングアプリケーションがロックされます。通常の状態に戻すには(Dock内の)ADLアプリケーションを終了してください。
- Application and Installer SettingsダイアログでOKボタンを押しても設定は保存されません。設定を変更してAIRファイルをパッケージングするには、変更した状態でそのままPackageボタンをクリックしてください。
Windowsのみ:
- パッケージング中にプログレスバーが表示されません。
パッケージングの失敗につながるため注意する事:
- app IDに無効な文字を使っている
- パスやファイル名にスペース、2バイト文字、ハイアスキー文字を使っている
- SWFファイルとFLAファイルが違う名前で、違うディレクトにある(Macのみ)
- SWFファイルが存在しない;パッケージング前に必ずムービープレビューを行ってください。