GIZMOの機能を使用しているときはFlashのムービーのデバッグの機能を使用しても
うまく動いてくれません。
基本的にはtraceで間に合うのですが、たとえば関数のコールが深くなったりとか、人のソースを読むときなどにはデバッガを使えると便利だったりします。
そこで、今回はFlash CS3を使ったガジェットのデバッグの仕方をご紹介します。
1. 準備
まずは環境を準備する必要があります。
- Flash Plyaerのデバッグプレイヤー
- GIZMO コミュニティデッキ
2. swfの準備
ガジェットとして動くようにswfとgadget.xmlなどのファイルを置いてください
C:\Documents and Settings\ユーザー\Application Data\GIZMO2\deck\community\gadget\debugTestAs3
そして「デバッグを許可」にチェックを入れてパブリッシュ
3. ブレイクを設定
実行をとめたい部分にブレイクを設定します。
今回は閉じるボタンのイベントリスナーに、ブレイクをセットします。
4. デバッグを開始
先にFlashでリモートデバッグを開始しておきます
メニュー「デバッグ」->「リモートデバッグセッションを開始」->「ActionScript 3.0」を選択
その後、すかさずコミュニティデッキのリストからガジェットを起動します
うまくデバッグが開始されたらこんな感じのメッセージが出ます
後は、「閉じる」ボタンを押すと、先ほどブレイクを設定した行で動作は中断します。
また、「例外」ボタンを押すと、キャッチされないが発生しそこでも中断します